スイートピーとは
スイートピー(Sweet pea)は、イタリアのシチリア島原産の一年草です。
スイートピーは、マメ科レンリソウ属の植物。日本には江戸時代の末期に入って来て、ジャコウエンドウ、ジャコウレリンソウ、カオリエンドウなどと呼ばれています。
今は世界中で親しまれているスイートピーは、1695年に修道僧クパーニによって発見されました。その後イギリスで園芸植物として発展し、品種改良が進み、多様なスイートピーが生まれ、花色、フリルの花びらが人気の植物となりました。エドワード7世のアレクサンドラ王妃が「スイートピー」を愛した花として知られ、エドワード朝の象徴となり、多様な品種改良が進んだと言われています。
スイートピーは、春の花(最盛期は3~6月)で、花色は赤、ピンク、白、青、紫など。春の句として使われる。
1月21日は、「スイートピーの日」と言われています。「スイートピー」の花びらは3種類に分けられ、それぞれ1枚、2枚、1枚で成り立っていることから、「1・2・1」の1月21日に制定されました。
スイートピーの花は、そのフリル上のかわいらしい花形とパステル調の色味から、花束、アレンジメントに利用され、ウェディングブーケ、ドライフラワー、卒業式や入学式、入社祝いや退社祝い、転勤祝いや開業祝いなどのシーンにも利用されています。
1981年1月に、スイートピーを歌った「赤いスイートピー」が松田聖子によって、注目を浴びました。本曲発表当時、スイートピーの色の主流は、白やクリーム色、ピンクなどで、「赤いスイートピー」は存在しないと思われていたが(実際は存在していた)、品種改良を重ねて作った鮮やかな色の赤いスイートピーが売られるようになりました。
スイートピーの飛び立つ蝶のような姿は、転職や卒業など新たな人生を迎える人を応援してくれる花です。
スイートピーの語源(名前の由来)
スイートピーが発見されたのは1695年。イタリア人の修道僧フランシス・クパーニによって世界に紹介されました。
スイートピーの名前の由来は「甘い香りのエンドウマメ」、「香りのいいマメ」。スイートピーの花が甘い芳香を放つことから、英名でSweetpeaと命名されました。
スイートピーの花言葉 | 怖い意味はある?
スイートピーの花言葉は「門出」、「別離」、「優しい思い出」、「ほのかな喜び」、「至福の喜び」、「蝶のように飛翔する」です。
スイートピーの花言葉に怖い意味はなく、安心して大切の方へのプレゼントや、大切な日を祝うのに使えます。
3月20日、3月30日、6月9日の誕生花になっています。
色別では、白いスイートピーが、2月15日、3月15日の誕生花になっています。
スイートピーの色別の花言葉
スイートピーは、花の色別に花言葉を持っています。
赤のスイートピーの花言葉
本来はありませんが、「門出」、「優しい思い出」、「永遠の喜び」など全般と同じ花言葉が使われています。
黄色のスイートピーの花言葉
黄色のスイートピーの花言葉は、「分別」、「判断力」です。
白のスイートピーの花言葉
白のスイートピーの花言葉は、「ほのかな喜び」です。
紫のスイートピーの花言葉
紫色のスイートピーの花言葉は、「永遠の喜び」です。
ピンクのスイートピーの花言葉
ピンクのスイートピーの花言葉は、「繊細」、「優美」、「恋の愉しみ」です。
青のスイートピーの花言葉
青のスイートピー独自の花言葉は特にありません。
オレンジのスイートピーの花言葉
オレンジのスイートピーの花言葉はありませんが、スイートピーの種類としてパピーオレンジと言う品種は存在します。
パピーオレンジ自体に花言葉は設定されていないため、オレンジ色のスイートピーの花言葉はスイートピー全体の花言葉、「門出」、「別離」、「優しい思い出」、「ほのかな喜び」、「至福の喜び」、「蝶のように飛翔する」が、これに該当します。
スイートピーの種類
スイートピーの種類は、公表されているだけでも100種類以上。
大きく分けて、春咲き品種、夏咲き品種、冬咲き品種の3種類があります。
コメント