ゼラニウムの花言葉 | 怖い意味・色別

ゼラニウムの花言葉-怖い意味-色別 花言葉

ゼラニウムとは

ゼラニウムとは

ゼラニウム(英名:Geranium、Pelargonium、hortorum、学名:Pelargonium)は、フウロソウ科・ペラルゴニウム属・フウロソウ属の花。和名は天竺葵(てんじくあおい)。南アフリカ原産の多年草です。

ゼラニウムの開花時期は3月~11月で、鉢植えすることが多く、高さは30~50センチほどに成長します。葉は円形で柄が長い形で、夏に赤や白色などの花を散形状に多数咲かせます。

ゼラニウムは品種により葉に独特な香りがあり、一般的な園芸品種の多くは青臭いにおいを放つ場合も。ヨーロッパでは虫よけとして窓辺に置く花の定番になっていたり、ジャムの香り付け、入浴剤、アロマテラピーのエッセンシャルオイルなどに使われることが多いです。

また、ゼラニウムはハンガリーの国花でもあり、ハンガリー語では「ムスカトリ」という名称で親しまれています。

ゼラニウムは1月26日、4月3日、4月24日、5月26日、6月28日、7月27日、8月11日の誕生花としても設定されています。

ゼラニウムの語源(名前の由来)

ゼラニウムの語源は、ギリシャ語の「こうのとり(pelargo)」に由来します。果実に錐状の突起があり、それがこうのとりのくちばしに似ていることから命名されたと言われています。そういった理由から、あまり使われていない名称ではありますが、ゼラニウムは「stork’s bill(こうのとりのくちばし」という英名も存在します。

和名「天竺葵」は、ゼラニウムが、江戸時代にオランダから長崎の出島に輸入された花で、中国より遠いところからきたということで「天竺」、アオイの花に似ているので「葵」。これら2つを組み合わせて「天竺葵」と命名されたと伝えられています。

また、ゼラニウムには古い言い伝えがあり、 “ある日、イスラム教の預言者マホメット(570年頃~632年)が洗濯したシャツをアオイ科のマロウという植物にかけて干していて、シャツが乾いたときに、その植物は鮮やかな赤い花をつけるゼラニウムに変わっていた。” といった話。

上記の物語から、ゼラニウムはイスラム教の開祖であるマホメットの徳を称えるために、アラーの神がこの世に創造した植物であるとも伝えられています。

ゼラニウムの花言葉 | 怖い意味

日本でのゼラニウムの花言葉は、「尊敬」、「信頼」、「真の友情」。

海外での一般の花言葉は、「true friendship(真の友情)」「stupidity(愚かさ)」「gentility(育ちの良さ、上流気取り)」です。

ゼラニウム全般の花言葉に怖い意味はありませんが、花の色別に追加の花言葉を所有しており、その中には「偽り」、「私はあなたの愛を信じない」などの悪いイメージを与えるような花言葉も存在します。

上記の理由から、ゼラニウムをプレゼントとして贈る場合は、色別の花言葉をしっかり確認してから選ぶように気をつけた方が安全です。

ゼラニウムの色別の花言葉

ゼラニウムには色別の花言葉が存在し、それが下記。

赤のゼラニウムの花言葉

赤のゼラニウムは、「君がいて幸せ」、「君ありて幸福」。

海外、英語での花言葉は、「protection(保護)」「preference(優先、好み)」です。

ピンクのゼラニウムの花言葉

ピンクのゼラニウムは、「決意」、「決心」。

海外、英語での花言葉は、「doubt(疑い)」です。

白のゼラニウムの花言葉

白のゼラニウムの花言葉は、「あなたを信じない」。

海外、英語での花言葉は、「indecision(優柔不断)」です。

黄色のゼラニウムの花言葉

黄色のゼラニウムの花言葉は、「予期せぬ遭遇」、「予期せぬ出会い」、「偶然の出会い」。

海外、英語での花言葉は、「unexpected meeting(予期せぬ出会い)」です。

緋色のゼラニウムの花言葉

緋色のゼラニウムの花言葉は、「メランコニー(憂うつ)」。

海外、英語での花言葉は、「melancholy(憂うつ)」「consolation(慰め)」「comfort(慰め、癒し)」です。

ゼラニウムの種類

ゼラニウムの種類

ゼラニウムは、世界に約280種類あり、大きく4つの系統に分けられています。

1年草の「ペラルゴニウム」、イギリスで作られた四季咲きの「ゼラニウム」、原種で葉に香りがある「ハーブゼラニウム」、茎が這うように伸びる「アイビーゼラニウム」。大きく分けるとこれら4つです。

「ゼラニウム」:赤やピンクなどの鮮やかな花色の華やかな花を咲かせます。

「ハーブゼラニウム」:葉に香りがあり、種類によってバラの香りやレモンの香り、イチゴの香り、ミントの香りなど様々な品種があります。

「アイビーゼラニウム(和名:ツタバゼラニウム)」:葉がアイビーのような見た目や質感で、ツタの這うように広がっていきます。茎が下垂するため、ヨーロッパではフラワーボックスによく使われています。

「ペラルゴニウム」:ゼラニウムの仲間の中でも花色や咲き方が豊富なペラルゴニウム。花色は赤、ピンク、白、紫、黒紫のような色で、2色咲きの品種も多くあります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました