ヒヤシンスの花言葉 | 怖い意味・色別

ヒヤシンスの花言葉-怖い意味-色別 花言葉

ヒヤシンスとは

ヒヤシンスとは

ヒヤシンス(学名:Hyacinthus orientalis)は、キジカクシ科ヒヤシンス属に分類される花。和名は風信子(ヒヤシンス)で別名ヒアシンス、英名はHyacinth, Common hyacinth, Garden hyacinth, Dutch hyacinthです。

原産地は地中海東部沿岸(トルコ、シリア、レバノン、イスラエル)からイラン、トルクメニスタンにかけて。歴史的には16世紀にイタリアを経てヨーロッパに伝わり、その後の改良により2つの系統(ダッチ系ヒヤシンス、ローマン系ヒヤシンス)が誕生しました。

日本には1863年に渡来し、一般に栽培されるようになったのは大正時代からです。

ヒヤシンスは秋に球根を植えることで春に開花する植物となっており、出回り時期は12月~5月(最盛期は2~3月)、開花時期は3月~4月、花もち日数は4~7日程度。

ヒヤシンスは春の句として用いられることでも有名で、1月2日(白)、1月4日(白)、1月7日(赤)、1月16日(黄)、1月26日(白)、2月7日、4月11日の誕生花として設定されています。

ヒヤシンスの語源(名前の由来)

ヒヤシンスの由来は、ギリシャ神話が語源だと言われています。

ヒヤシンスという名称の由来は、ギリシャ神話の中に登場する美青年「ヒュアキントス」という人物。

太陽神アポロンと、西風の神ゼピュロスから寵愛を受けていたヒュアキントスは、ある日アポロンと円盤投げをして遊んでいました。その親しげな様子を見たゼピュロスが嫉妬し、意地悪な風を起こします。すると円盤の軌道が変わり、ヒュアキントスの額に円盤があたってしまうことに。結果、大量の血を流して死んでしまったヒュアキントスのその血から、紫のヒヤシンスの花が咲いたとされる物語が、ヒヤシンスという名称の由来だとされています。

ヒヤシンスの花言葉 | 怖い意味

ヒヤシンスの全般の花言葉は、「スポーツ」、「遊び」、「ゲーム」。

また、英語の花言葉は、「sports(スポーツ)」、「games(ゲーム)」、「rashness(無分別)」となっています。

上記らの花言葉は、先ほどヒヤシンスの語源で紹介した “悲しいギリシャ神話の物語” からきており、ストーリーの詳細を知っている方には、悲しい意味にも捉えられるかもしれません。

また、これから詳しく紹介していきますが、ヒヤシンスは花の色別に「jealousy(嫉妬)」「sorrow(悲しみ、悲哀)」など、追加の怖い花言葉が存在するので、プレゼントとして贈る際には花の色に気をつける必要があります。

ヒヤシンスの色別の花言葉

ヒヤシンスは色別の花言葉が存在します。

それは下記の通り。

白のヒヤシンスの花言葉

白のヒヤシンスの花言葉は、「控えめな愛らしさ」、「心静かな愛」。

英語の花言葉は、「loveliness(愛らしい)」、「I’ll pray for you(あなたのために祈ります)」です。

赤のヒヤシンスの花言葉

赤のヒヤシンスの花言葉は、「嫉妬」。

英語の花言葉は、「play(遊び、競技)」です。

紫のヒヤシンスの花言葉

紫のヒヤシンスの花言葉は、「悲しみ」、「悲哀」、「初恋のひたむきさ」。

英語の花言葉は、「I am sorry(ごめんなさい)」、「sorrow(悲しみ、悲哀)」、「please forgive me(許してください)」です。

ピンクのヒヤシンスの花言葉

ピンクのヒヤシンスの花言葉は、「スポーツ」、「ゲーム」、「しとやかなかわいらしさ」。

英語の花言葉は、「play(遊び、競技)」です。

黄色のヒヤシンスの花言葉

黄色のヒヤシンスの花言葉は、「あなたとなら幸せ」、「勝負」。

英語の花言葉は、「jealousy(嫉妬)」です。

青のヒヤシンスの花言葉

青のヒヤシンスの花言葉は、「変わらぬ愛」。

英語の花言葉は、「constancy(不変、節操)」、「sincerity(誠実)」です。

黒のヒヤシンスの花言葉

黒のヒヤシンスの花言葉は今のところ存在せず、全般と一緒で、「スポーツ」、「遊び」、「ゲーム」です。

ヒヤシンスの種類

ヒヤシンスの種類

ヒヤシンスの種類は、2つに分けられます。

ダッチ系ヒヤシンス

オランダを中心に改良された園芸品種。一般に普及している品種です。花色も白や紫の他に、ピンク、クリーム色など色のバリエーションが豊富で花を多数つけます。私たちが日頃「ヒヤシンス」と呼んでいる花の多くは、ダッチ系ヒヤシンスです。

ローマン系ヒヤシンス

フランスで改良された園芸品種。ダッチ系に比べると、花数少なく、草花のような趣の花を咲かせる種類です。香りもヒヤシンス独特の芳香で、植えっぱなしで分球してどんどん増えていくので、手間をかけなくても毎年花を楽しめるので、庭植に適しています。

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