菫(スミレ)の花言葉 | 怖い意味・色別

スミレ(菫)の花言葉-怖い意味-色別 花言葉

菫(スミレ)とは

スミレ(菫)とは

菫(スミレ)はスミレ科・スミレ属の花で、学名Viola mandshurica、英名Violet。別名は相撲取草(スモウトリクサ)、マンジュリカです。

温帯~暖帯に自生する多年草で、日本では北海道から屋久島、沖縄までの広い範囲でみられ、日当たりの良い野原や土手などに生え、開花時期は3月~5月。ドイツでは「春の使者」といわれています。

スミレは1月8日、1月9日、2月21日の誕生花として設定されており、色別には紫のスミレが2月27日、黄色のスミレが3月3日、青のスミレが3月11日、白のスミレが3月28日の誕生花となっています。

菫(スミレ)の語源(名前の由来)

まず、日本でよく用いられる名称「スミレ」は和名です。(海外での名称はヴァイオレットが主流)

由来は「スミレ」の花が墨壺という墨入れに形が似ていたからという説が濃厚。「墨壺って何?」といった方に簡単に説明すると、墨壺とは材木などに線を引くための道具です。

上記以外にもスミレの名前の由来に繋がったという説がいくつかあり、時点で有力とされているのは「摘み入れ」て採取するようなヴィジュアルの花だから「スミレ」となった説。

そしてスミレの学名の mandshuricaには、「満州」という意味があり、このことからマンジュリカと呼ばれることもあります。

菫(スミレ)の花言葉 | 怖い意味

スミレの花言葉は、「謙虚」、「誠実」、「小さな幸せ」。

怖い花言葉はなく、むしろ良い印象の花言葉ばかりです。

花言葉には怖い意味がないスミレですが、ギリシャ神話とローマ神話に、人間が「スミレ」に変えられてしまうという少し怖い話が存在します。

菫(スミレ)の色別の花言葉

スミレには色別の花言葉もあり、下記の通りです。

紫の菫(スミレ)の花言葉

紫のスミレの花言葉は、「貞節」、「愛」です。

白の菫(スミレ)の花言葉

白のスミレの花言葉は、「あどけない恋」、「無邪気な恋」、「純潔」です。

青の菫(スミレ)の花言葉

青のスミレの花言葉は、「用心深さ」、「愛情」です。

ピンクの菫(スミレ)の花言葉

ピンクのスミレの花言葉は、「希望」です。

黄色の菫(スミレ)の花言葉

黄色のスミレの花言葉は、「田園の幸福」、「つつましい喜び」です。

菫(スミレ)の種類

スミレの種類

スミレは、日本の品種から、世界の品種までたくさんあり、世界には約500種類ほどあるいわれています。葉は細長く、翼があるのが特徴。

ポピュラーな銘柄は下記の通り。

アリアケスミス:白地に紫色の筋が入ったような柄の花を咲かせる。本州から九州にかけて、日当たりが良くてやや湿った場所に自生します。

ヒメスミレ:直径1cmほどの小さい花で、秋田県から九州にかけて自生します。

ノジスミレ:青みがかった花を咲かせ、秋田以南の九州まで、平地や低山に自生しています。

コスミレ:花付きがよく株を覆うほど花をつける。日本列島の広い範囲で自生しています。

マルバスミレ:白か薄いピンクの花を咲かせる。日本列島の広い範囲で自生しています。

フイレゲンジスミレ:明るい赤紫の花を咲かせる。モンゴルから中国北東部、北朝鮮、シベリアが原産。

トリアシスミレ:3㎝ぐらいの明るい紫の花で、2色咲の花も。北米大陸東部から南部原産です。

アナマスミレ:スミレ海岸型の変種。本州から北海道の日本海側の海岸に分布しています。

アツバスミレ:スミレ海岸型の変種。千葉県以西の本州、四国、九州の太平洋側に分布しています。

ホコバスミレ:矛(ホコ)のような形をしている。栃木県以西の本州と、四国、九州の高原の草地にみられるます。

また、パンジーやビオラもスミレの仲間で、花色が鮮やかなことから「三色菫」と呼ばれています。パンジーやビオラには、紫、白、ピンク、黄、オレンジ、赤など様々な色があります。

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